日日是今帳…4月22日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

今朝の散歩中に麦畑で紋白蝶を何羽か見かけました。黄色い蝶を見ることはあっても最近は紋白蝶をあまり見ないなと思っていたので、嬉しかったです。なぜか子どもの頃捕つかんだ指についた鱗粉の感触が蘇りました。幼虫がキャベツなどをモリモリ食べるので、農業目線で見ると厄介ではありますが、飛んでいるのを見るとほのぼのとした気分になります。黄色い蝶のことを何というのかと思ってググってみたところ、黄蝶、紋黄蝶というのが出て来ました。今日も一つお勉強(笑)午前中、ご近所のお姉様に誘われて『かざはやの里』に藤を見に行って来ました。藤棚の周りには大きなクマバチがブンブン。図体はマン丸っこくって大きいけれどおとなしい蜂なので、皆あまり気にせず藤を鑑賞しているようでした。闇雲に怖がるのではなく相手をきちんと知るということが大切だなどと思いながら散策。何かと窮屈な感じがする今日この頃ですが、写真を撮ったり散策を楽しんだりしている人たちの姿を見て、こんな風に人間を受け入れてくれる自然は偉大だなとしみじみ思いました。今日も好日。

2021年4月22日

舞う蝶に 幼き春の 蘇る