日日是今帳…2月10日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

お天気報告ではありませんが、里山の朝は今日も雪で始まる…という書き出しが定着しそうなヒビコレ界隈。昨夜は風が強く冷え、朝のうちは田んぼが雪で覆われていたものの今は青空が広がっています。写真は昨日のみぞれの時に撮った南天です。雨の雫より大きいみぞれ粒でキラキラしていて美しかったのでパチリ。南天は「難を転じる」という意味に通じる縁起の良い木とされているからでしょうか家々の庭先でよく見かけます。ここで『南天』というネーミングはどこから来たのか?と気になったので調べてみたのですが、古来中国で『南天燭』『南天竹』と呼ばれていたというのが分かったもののなぜ『南天』なのか?は調べきれませんでした。ちなみに『南天』は「実がロウソクの炎に赤いから」、『南天竹』は「株立ちが竹に似ているから』そう呼ばれるようになったそうです。ちなみに英名は『heavenly bamboo』「天の竹、神々しい竹」という意味でしょうか?なんだかありがたい名前です。でも竹という感性は漢字の国も英語の国も共通だったようです…ずれずれを書いていると、こういう雑学が増えます(笑)…で、ウタを練っている間に突然のザーッとと雪、洗濯取り込んだ瞬間にもう晴れ(涙)

20172年2月10日

みぞれ粒 南天の葉を 伝い落ち

南天