日日是今帳…2月9日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

『雪』というワードの登場が多いこの冬のずれずれブログ。今朝も窓の外は雪でスタートしました。冷え込んではいないので、落ちては溶ける…まさに『なごり雪』の歌詞にあるような降りかたで、今はみぞれのような感じです。雪というワードから時々頭に浮かぶのが『太郎の上にも 雪が降る 次郎の上にも 雪が降る』という一節なのですが、誰の文章なのか?本当にこんな文章なのか?という疑問が頭の隅にありました。ので、これを機に調べてみましたら、全然違ってた(汗)『太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎をねむらせ、次郎の屋根に雪ふりつむ』という文章で、三好達治の『雪』という詩でした。小学校高学年の国語の教科書に掲載されているようですが、自分自身がそれを学校で習ったのか、どこで出会ったのかは覚えていません。なんにせよ『太郎 次郎 雪』を覚えていて適当に自分で創作して、そういう文章だと思い込んでいたみたいです(笑)そしてみぞれという言葉は、宮沢賢治の『永訣の朝』の『あめじゅとてちてけんじゃ』を思い起こさせます。これは『あめゆきとてきてけんじゃ』と覚えていたので、まだましな覚え間違え?写真はみぞれを受け取るアロエ。それにしてもどうしてアロエは年中元気そうなんだろう?

2017年2月9日

みぞれ降り 賢治のうたを 思う朝

アロエ