日日是今帳…7月14日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
昨日は窓から入る風が妙にひんやりしていて、暑いのだか涼しいのだかよくわからないお天気でした。水曜日に宿泊のお客さんを見送る際、入道雲を見ながら「これはもう梅雨明けですかね~」と会話をしていたのですが、梅雨明け宣言はまだ先のようですね。先日の朝洗濯物を干している時のことですが、洗濯小屋のセメンの上で何やら黒い虫がグルグルしていました。外続きの小屋なのでいろんな昆虫やアオガエルを見かけるのはよくあること。時々蜘蛛の巣混じりのホコリにまみれている虫やチビカエルを救出することもあります。今回、小屋の隅でうごめいていたのは蝉のようでした。とりあえず外の地面に置いてみたらまだしばらくバタバタ。どうやら飛ぼうとしているらしく不器用に這いずり回っていましたが、突然羽を広げて飛びあがりました。何だかまだ危なっかしい感じでしたが無事に飛んでいきました。蝉は当然飛べるものと思っていましたが、飛び立つまでに頑張ってるんだなと思うとちょっと感動しました。写真は今が盛りのノウゼンカズラ。落ちた花も美しいのですが、バナナの皮みたいに滑ることがあるので花の絨毯には向きません(笑)
2023年7月14日
明けぬ梅雨 恋しく思う 蝉しぐれ