日日是過去帳&今帳…9月27日

過去のカフェ営業中に看板に記した『ウタ』と今日の『ウタ』でお送りする『ずれずれなるままに…』

日光カメラマン復活と思ったら、朝から小雨。さてさて何を撮りましょうと思っていたら、少し光が射しました。今日は何となく足元が撮りたくなり、地面をパチリ。苔の上にはこの間の台風で落ちた枝、緑の草、枯葉、そして奥の方には撮影してから気づいたのですが蝉の亡骸。足元の小さなスペースの中にもいろんなものがあります。もっと小さなレベルでは、どれだけのものが存在しているのでしょうか。蝉はすっかり何かの菌に包まれています。やがて分解されて、地球に還っていくんでしょうね。時には立ち止まって、足元をじっくり見てみるのも大切な時間かもしれませんね。

2005年9月27日

水撒きの 音さえ違う 秋の庭

2007年9月26日

木漏れ日の 影絵に居るか 赤とんぼ

9月27日

打ち水の まだ消えやらぬ 曇りの昼

2016年9月27日

もう鳴かぬ 蝉の眠れる 苔の上

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