日日是今帳…4月10日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

桜が終わったと思ったら、冬の様な冷え込みが訪れて体がびっくりするような数日が続きました。湯たんぽやこたつの復活で寒さをしのぎましたが、ここしばらくは寒暖を繰り返して春が深まっていくのでしょうね。桜の花に気を取られているうちに駐車場のケヤキ(か、エノキか分からないけど)がすっかり新緑の葉を繁らせていました。同じ様な樹が庭にもあるのですが(こちらがエノキかな?)まだ枝のところどこに若葉が出てきたという感じです。毎年目にする光景ではありますが、自然は黙々と自分のペースで季節を循環しています。当たり前のことの様ですが、実はすごいことなのではないかなと思ったりします。この自然界の均衡が保たれているからこその循環。ただ、目の前ではいつもと変わらない春が訪れている様に思えますが、世界の中ではその均衡が崩れ始めている様な気もします。来年も再来年もずっとずっと、この美しい新緑が繰り返されていきます様にと願わずにはいられません。

2018年4月10日

透き通る 緑葉卯月の 空に映え

ケヤキ