日日是今帳…11月14日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
シラキの樹の紅葉に気をとられていたら、ツワブキの花が咲いていました。昨日、咲いているのに気がつきましたが、シラキのすぐ後ろにあるツワブキなのに見落としていたのが不思議です。人の目というのは、どいういう風に物事を映しとっているのでしょうか?見え方もですが、見えているものも人それぞれなのかもしれません。自分に都合良く、見たいものしか見ていないのかも(笑)目の前で風に揺れている黄色い花は、私が気づいたからそこに咲いているのか?それとも私の存在には関係なくそこに咲いているのか?などという哲学的なのか量子学的なのかわからない疑問が頭の中をグルグルと巡る朝。風は少し冷たいものの今日も秋晴れの美しい一日の始まりです。
2018年11月14日
秋深し 石蕗(つわぶき)の黄の 風に揺れ