日日是今帳…2月20日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
昨日は暖かい雨の日でしたが、今日はちょっと寒さが戻ったような気がします。このところ一週間あるいは十日ほど空いてしまうことが多い今帳の投稿ですが、久々の連日投球ならぬ連日投稿です(笑)昨日は中学の頃から習っては辞めての繰り返しで、半世紀の間でトータル十年にも満たない茶道歴のことを綴りました。本日もお茶のお稽古のお話からスタート。お茶のお稽古に通うのは和服を着る機会が増えるからと言われる方も多く、今通っている公民館でも生徒さんはほぼ和服。寝坊の私には朝9時に着付けを終えることなどとうてい無理なので、未だに和服で参加したことはありませんが(汗)でも友だちとの自主稽古は時間に余裕があるので、なるべく和服でということにしました。今回のお稽古で着たのは先月実家の押入れを物色してもらってきた渋い柄の着物。昭和の布団みたいな柄と思いつつ袖を通してみました。時間が足りず帯はいつもの半幅でチャチャっと結びました。先日実家に寄った時、母親にその写真を見せたところ「一枚だけ残しておいたおばあちゃんの着物やなぁ」とのこと。てっきり母親のものだと思っていたら、私が生まれる前に亡くなっていた祖母の着物でした。たぶん70年以上前のもの。時を経て私が祖母の形見の一枚を纏うことになるとは不思議な感じがしました。ということで、今帳に私が登場することはないのですが、今回は友だちが撮ってくれたレアな一枚をアップ(笑)
2023年2月20日
時を経た 形見を纏い 祖母想う