日日是今帳…9月23日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

十五夜のお月様は雲の向こうでしたが、昨夜は美しい十六夜を眺めることができました。夜中に空を見上げて過ごす楽しいひと時。明けた秋分の日の今日は爽やかな風が吹いているものの残暑を思わせるような少し汗ばむ日です。春分から半年が過ぎ夏至から三カ月。時の流れをすごく早く感じるのは若いからそれとも?(笑)この春に枝を切ったにもかかわらず、今年も裏庭の栗の木がたくさんのイガを落としてくれています。この時期に長靴と火ばさみで栗の実を取り出すのが私の日課ですが、今日は珍しく写真師が朝からせっせと栗拾いをしていました。何の手もかけないのに豊かな恵みを与えてくれる自然に感謝です。さて、今日あたり栗ご飯を炊くとしましょうか。

2021年9月23日

いがぐりの 口もほころぶ 秋分や