日日是今帳…5月6日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

子どもの日の昨日は『立夏』でもありました。暦の上では夏の始まりなんですね。今日は薄いシャツ一枚でも十分な陽気です。国道163号から一本中に入った田んぼのあぜ道が犬の散歩コースなのですが、見渡す限り緑、緑、緑。山々はもちろん、道の草、田んぼの早苗、その水面に映り込む山々の色。若草色、薄緑、緑青、若菜色、織部、草色、碧色、老緑…とてもここには記しきれませんが、和の色名の多様さは、この自然の美しさから生まれたのでしょうね。薄曇りのお天気なのですが、この季節、景色を眺めていると眩しく感じます。太陽の光が強くなっているというのもあるのでしょうが、植物たちの発散している光のエネルギーが眩しく見えるのでは?と思ってしまいます。たぶん歳のせいではないと思うのですが(笑)写真は夏みかんの皮干し。連休中干しているので、いい感じで乾きました。お風呂で使おうと思ったけど、きれいにできたので料理にも使えそうです。

2017年5月6日

目に青葉 庭に鶯(うぐいす) 立夏過ぎ

夏みかん