日日是今帳…5月2日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
ヒビコレ駐車場の一角に『馬小屋』と呼んでいる車庫があります。馬を飼っていた場所ではなく、木造の囲いに瓦屋根のその雰囲気が、昔の馬小屋や牛小屋っぽいかなと思い名付けただけなのですが。その小屋の裏に『イタドリ』がニョキニョキ伸びていたので、手頃なサイズのものを数本折り取って昨夜のおかずにしました。若すぎると食べるところがほとんどないし、たけてしまうと硬くて食べられないので、タイミングが大切です。皮をむいて塩水に漬けておいたものを、ゴマ油で炒めてみりんと醤油でさっと味付け。昨日は仕上げに七味を振ってみました。子どもの頃は『スイスイゴンボ』と呼んでいました。その名の通り酸味がきついのですが、自然の酸っぱさが癖になります。料理をして食べる方法を知ったのは、大人になってから。子どもの時は、道に生えいているものをポキリと折ってそのまま食べていました。この季節のほろ苦い思い出…いえ、ほろ酸っぱい思い出の一つというのでしょうか?写真の奥に写っているのが『馬小屋』です(笑)
2017年5月2日
イタドリを 食(は)んで歩いた 青い春