日日是今帳…2月14日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
里山に建つヒビコレの周りには、様々な野生動物がいます。以前も書きましたが夜帰宅すると門の前で立派な角の牡鹿が出迎えてくれたり、網戸の向こうにいるタヌキと目が合ったり。いつぞやは夜中に住まいの方のキッチンで物音がしたので見に行くと、ゴミバケツの蓋に手をかけて立っているイタチと遭遇。こちらも驚きましたが、あちらも一瞬フリーズしてから脱兎の如く軒下に。侵入口を塞いでからは現れませんが、あの立ち姿は今思い出しても笑えてきます。庭によく来るのは鳥たち。名前を知らない可愛い鳥なども見かけますが、一番の来訪者は山鳩です。庭に出て突然頭上でバサッと音がしてびっくりさせられることが多い山鳩ですが、キジバトというのが正式な名前のようです。山に生息していた山鳩が里山で多く見られるようになったのは60年代頃からだそうです。こどもの頃近くの森から鳴き声が聴こえていたので、その声を聴くとふと当時を思い出すこともあります。山鳩を撮ったYouTubeの動画再生数が10万回を超えていたり、62円や80円の切手の意匠にもなっている人気者?ですが、テーマに選んだのは今朝たまたま写真が撮れたから(笑)桜の樹が丸坊主状態なので、姿がはっきり見えました。でもシルエットなので模様がまったく分かりませんね(汗)興味のある方はググってみてください。
2020年2月14日
山鳩も 声をひそめる 冬曇り