日日是今帳…10月9日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
秋の夕刻はつるべ落としと言いますが、日が沈んでから暗くなるまでがあっという間です。昨日、6時半を過ぎて帰宅したのですが、ギャラリーの外灯もヒビコレの外灯も点いておらず暗闇の庭に足を踏み入れました。すると小さな光が瞬くのを見つけました。季節外れの蛍が一匹と思いながら庭を見るとあちらこちらで小さな光を発見。数えてみると十数匹いました。新月間近の空に輝く星が地上に降りてきたような光景。天の星を見上げては地の星を眺める。そんなことをしばらく繰り返したたずむひと時は、なんとも贅沢な時間でした。写真は蛍の庭ではなく今日のお茶稽古の和菓子。秋の優しい光が差し込む午後に季節の和菓子を愛でながらお茶をいただくひと時。こちらもまた贅沢な時間でした。
2026年10月9日
蛍火の 光寂しき 神無月


