日日是今帳…3月19日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
『女心と秋の空』という言葉があるので、その対として男心と春の空というのがあっても良いのでは?と思ったことがあります。と、ここまで書いてからちょっと調べてみたら、もともと江戸時代からあったことわざは『男心と秋の空』で、女心と秋の空が使われるようになったのは大正デモクラシーの頃だそうです。今では女心と…の方がメジャーになっている気がしますが。コロコロ変わる春先の天気を表すことわざもググると『春に三日の晴れなし』とのこと。何だかストレートで面白味がない気がします(笑)前置きが長くなりましたが、朝から強風と吹きつける雨で冷え込んだ美里町。庭の樹々も冷たい雨に濡れていました。そんな天候ではありましたが、午前中は公民館でお茶のお稽古でした。エアコンで暖められた和室の床の間には桃の枝と菜の花が活けられ、美味しいお菓子に温かいお抹茶。目も舌も満足の時間でした。ヒビコレの床の間に活けるのに残った枝を分けてもらいました。松と千両が色褪せないのでそのままになているヒビコレ床の間は、未だにお正月バージョンです(笑)
2025年3月19日
移り気な 弥生の空は 何心
