日日是今帳…３月２日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

今朝は時折小雨がぱらつき昨日よりは少し肌寒いものの、以前のような冷えは感じません。昨日今日の気温差はさほどないのでしょうが、太陽の光が無いだけで周囲の世界が静まったように思えます。鳥たちの声が聴こえてこないからなのか、濡れた道路を走る車の音が違うからなのか分かりませんが、家電のモーター音がいつもより響いていて、でも同時に空間のシーンという音も頭に響いている感覚です。意識するとそれまで拾っていなかった音が入ってくるのかもしれません。今なら瞑想でもできそうですが、たぶんそのまま寝てしまいそうなのでやめておきます(笑)写真は先日のお茶の稽古で使用した道具たち。湿気を取ってから棚にしまうので、稽古の後は一日ほど窓際に並べておきます。窯元や茶道具店で買い求めたものもありますが、大部分はカフェ時代に開催した骨董市に持ってきてもらったものから選んだのと友人知人からいただいたもので、他にもいくつか棚に並んでいます。この道具たちを使いたくてお茶を続けているのかもしれません。高価なものはありませんが、みなそれぞれ愛着があります。一点だけ自作のお茶碗がありますが、薄く作るのが難しかったので重い(汗)でももしかしたらいつかそのお茶碗にすごい価値が付く日がくるかもと妄想してみるのもまた楽しです(笑)

2025年３月２日

茶道具が　ひと息つき居る　窓際で