日日是今帳…12月21日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
このところ冷え込む日が多くなってきました。お日様が元気な日はまだガラス越しに差し込む光で温かさを感じるのですが、今日は冬曇りでキーボードを打つ指もかじかんでいます。日照時間が一番短い冬至ですが、このお天気が陰の極まる感を増幅しているように思います。昨夜は飯高町の水屋神社で開催されたおとヨガに参加しました。冬至に向けて参加者でマントラを唱えるという初めての体験でしたが、とても心地よい時間でした。二十代の頃から師事していた気功の先生がその当時から『冬至は本来のお正月だ』と、この日を大切にしていて、何度か内宮宇治橋で冬至明けの日の出を拝む合宿にも参加しました。今日と明日とでガラリと何かが変わるわけではありませんが、地球や宇宙の吐息?のようなものを意識する大切な節目なんだろうなと思います。写真はこぼれ種の小さな紅葉。こんなに小さくても美しく色づいていることに感動。命のリズムを感じる朝です。
2024年12月21日
曇り空 陰極まれる 冬至かな