日日是今帳…1月26日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

ヒビコレの庭が放置状態で、植物たちが自由奔放に生き抜いていることは度々書いていますが、裏庭は更なる放置状態(汗)滅多に人が行かない場所なので、どうしようもなく草が伸びて、栗拾いに支障が出るところまで追い込まれて草刈りをするくらい。作物を育てている人に出会って触発されると、その時だけ何かを植えてみたりするものの後が続かず。そんな裏庭ですが、犬の世話のために1日数回足を踏み入れます。積み上げられた木の枝など見て見ぬ振りをしながら(笑)今日はその裏庭の南天にスポットを当ててみました。雨の雫に濡れる紅い実は、以前登場した万両に負けず劣らずきれいです。昨日は水仙の花名について書きましたが、漢名は「南天燭」。紅い実が蝋燭の火のようなイメージなのでしょうか。南天は「難を転じる」という語呂合わせもあり、江戸時代から魔除けや火災除けに玄関先に植えられていたそうです。敷地の何ヶ所かに先住の方が植えてくださった南天の木があります。知らないうちに転じてもらった難もあったのかも?そう思うと何だかありがたい木に見えてくるから不思議です(笑)

2020年1月26日

南天に 言霊宿り 福と化す

南天