日日是今帳…1月17日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

昨夕再び降り始めた雪もみぞれとなり、今朝は道の雪もとけていましたが、散歩道から見える西の山々には雪化粧が残っています。真っ白ではないものの、茶色がかった緑の山肌が雪に覆われた様子は、抹茶の焼き菓子にシュガーパウダーをたっぷりと振りかけたスイーツみたい…と、朝から食い意地の張った妄想をしておりました。不思議なことに白い山はいつもよりとても近くに見えます。私の感覚では半分くらいに距離感が狭まったような。ちょっと大げさではありますが(笑)そして散歩道にある家々の屋根からは、ザザッツ、バラバラ、ポトポトと色々な音が聴こえます。屋根の雪が氷状になって滑り落ちていく音。いつもは気配の無い無人の家屋も、今日はにぎやかな音を立てています。散歩にいく前に、ヒビコレの庭でもガラスのような雪氷のかけらを発見。朝日を浴びてキラキラときれいでした。そして散歩から帰ってみると、庭一面に散らばっていました。すりガラスを何枚割った?という情景ですが、これも雪解けの朝ならではの風景ですね。

2017年1月17日

屋根雪の 氷ガラスが 滑り落ち

氷庭