日日是今帳…7月1日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
ヒビコレ門のない日々もすっかり日常になりました。時とともに変化に対応していくというか記憶が薄まり忘れていく忘却力。それがあるから人は少しずつ変わっていく昨日、今日、明日を繰り返して何十年も生きていけるんだろうなと思う朝。暦を一枚めくり7月が始まりました。7月になるのを待っていたかのようにノウゼンカズラが花開いているのを見つけました。昨日は気づかなかったので朔日を待って咲いたと思うのですが、単に見過ごしていただけかもしれません(笑)越して来た時からあった気がするのでもう20回この花の開花を見てきたことになります。折れてしまった栗の樹や伐らなければならなかった樹々。庭の中でも変わっていくものと変わらないものがあります。諸行無常という言葉がありますが、その中に生きながら今帳を綴っている今この時をありがたいなと思います。と、今日はずれずれなるままに哲学的に?まとめてみました(笑)
2025年7月1日
文月の 明けるを待ちて 花の咲く
