日日是今帳…2月4日

民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

明け方にトイレに行くと部屋がほんわり温い。薪ストーブの部屋で寝ている写真師が夜中寒くなったので薪をくべたとのこと。二時間ほど経って起きて行くと部屋は暖かで、洗濯用のお湯も沸いていてありがたい。日中はコタツだけでファンヒーターもストーブも使わないのですが、寒波も来ているので今日のところは良しとしておきましょう(笑)先日ストーブの灰をかき出している時、子どもの頃に豆炭でお風呂を沸かしていたのを思い出しました。昭和40年頃に建てた新築だったのですがお風呂は直火。数年後にボイラーに替えるまで焚き口で豆炭をくべる手伝いをしていました。その頃は冬の朝の登校時、道に捨てられていた煉炭の燃えカスをわざと踏んで歩いていた記憶があります。未舗装の道のくぼみを埋めるために捨てていたのでしょうか?靴も汚れるだろうに煉炭潰しの何が面白かったのか(笑)それにしても半世紀以上経ってまた直火のエネルギーを使うことになるとは不思議なものです。写真はあれこれ試してとりあえず昨日完成形となったストーブコーナー。今朝、珈琲を飲みながら、薪ストーブってなんかリッチな気分やなぁと話していた二人ですが、どうみてもリッチというよりは昭和の田舎の駅舎にあった光景のようです(笑)

2025年2月4日

灰掻きに 幼き日々を 思い出し