日日是今帳…4月10日
古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』
毎朝、門を開けて桜の様子をチェックするのがこの頃の日課です。桜というのは咲いている期間が短いような気もするし、意外と長いような気もします。今が盛りという瞬間はありますが、ポツポツと咲き始めた頃から満開を過ぎ散り始めて、小さな葉が出る時までそぞれに味わいがあるように思います。散ってしまうのは寂しいですが、限られた時にだけ会うことができるから愛おしさがますのでしょう。桜だけではなくどの花も同じなのですが。写真のキンセンカは三月下旬に床の間に活けた時に使わなかった花。カットした枝をよく見ると小さな蕾がついていたので、水に挿しておいたら今週大きな花が咲きました。床の間の花は先週枯れてしまいまいたが、その家族?が今美しい姿を見せています。ちゃんと花が開いてくれたのも嬉しいですが、ちょっと得をした感じがまた嬉しいです(笑)
2025年4月10日
移り行く 姿も愛し 桜花
