日日是今帳…4月9日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

この月曜日、火曜日は多くの小中学校で入学式が行われたようです。少し散り始めてはいましたが、学び舎の美しい桜たちが新一年生たちを出迎えてくれたことでしょう。自分の小学校入学はもう半世紀どころではない昔のことですが、今でも校舎に続く林間に咲いた桜の樹々を覚えている気がします。遠い昔過ぎて記憶なのか記憶の捏造なのかが定かではありませんが(笑)でも、小中学校歌の出だしが『桜はにおう♬』なので桜の樹が多かったに違いないと思います。桜の記憶の精度はさておき、小学校入学時に配られた文房具のことはよく覚えています。当時はまだセルロイドが製造されていた頃なので、たぶんセルロイド製の筆箱と下敷きだったのだと思います。薄いピンクのマーブル柄がとてもきれいで嬉しかったからでしょう。写真は桜でも筆箱でもなく庭のタラの芽。家で山菜が採れたらいいなと思い数年前に十数センチの若木を植えたものです。グングン大きくなって私の背丈も超えていますが、いつも食べそびれています。食べごろの芽が一度に出揃うわけではないので、天ぷらにするほどの量も採れず(汗)あと何本か植えないことにはタラの芽祭りはできそうにありません(笑)

2025年4月9日

モノクロの 記憶のなかの 桜色