日日是今帳…2月19日

民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

朝、窓の外を見ると庭が薄っすら雪化粧。雪はすぐに溶けましたが、降ったり止んだりの繰り返しが続いています。写真は雪が残っていたソーラーライトです。今日は月に一度のお茶の稽古で隣町の公民館まで。雪の粒が窓に向かって来るのを見ながら走っていると何だか楽しい気分になりました。同じシチュエーションでも夜だと雪に攻撃されている気分になり、ハンドルを持つ手も緊張するのですが(汗)お稽古の当番だったので早めに到着して準備を始めたものの、段取りが頭に入っていないのでテキパキと進まず。当番からお点前を始めるのですが、頭が真っ白になり先生に何から始めるんでしたっけ?と聞く始末(汗)何年も同じことを繰り返しているのにどうして抜け落ちるのかと自分でも呆れてしまいます。でも自分の番が終われば後は美味しいお菓子とお抹茶をいただくお楽しみの時間。シュンシュンと立ち上がる茶釜の湯気に温もりを感じ、椿や雛人形柄のお茶碗を愛でるひと時。お点前はちっとも上達しませんが、その空気感を味わいたくてお稽古を続けています。決してお菓子が食べたいから続けているのではありません(笑)

2025年2月19日

立つ湯気の 障子の向こう ぼたん雪