日日是今帳…5月14日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

お年頃のせいもあり夜中に一度はトイレに行く今日この頃。昨晩はビールを嗜んだこともあり午前3時前に目が覚めたのですが、いつもと違う世界にいました。目を開けたはずなのに真っ暗闇の中にいる自分。寝室の懐中電灯を照らして調べたところ家の中も玄関灯も消えていて、国道の向こうの集落も闇に包まれていました。人工の光の無い世界。そして昨夜は月もない夜だったので何も見えない状態でした。数分後再び眠りに落ちる前に電気が復活しましたが、闇という感覚を体験することも時には大切かもしれないと思いました。朝耳にした情報では国道沿いの倒木が原因の一時間ほどの停電だったようです。洗濯を干している時に倒れたと思われる大木を運んでいくトラックを見ました。遠目にですが神社にあるような幹回りの木に見えました。一時間ほどで通電を可能にしたり大木を処理したり通行止めによる迂回の案内をしたりと、いつもの状態に戻すためあるいは混乱を避けるために色んな方々が深夜から働いていてくれたんですね。ありがたいなと思いました。そして写真はちょっときつい五月の風に吹かれるヒビコレ庭。光と影のバランスがなんだかとても素敵!と自画自賛の一枚(笑)

2020年5月14日

日の光 陰庭の葉に 照り映えて